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「挑戦の機会と再挑戦の機会」を保証する為に、生活基盤を固めることを重要視します。例えば、家庭や訓練型グループホーム等と協力した朝型の生活習慣づくり、睡眠・食事・健康管理等の生理的欲求が満たされる生活リズムの構築、その他、身体洗いや洗髪、歯磨きなどの基本的な生活スキルの定着が大切です。また、徒歩や公共交通機関での移動手段の獲得等、手段的日常生活動作の適応力の向上を目指します。 |
一人ひとりの特性に応じて環境を修正することで、「予測可能」で「混乱の少ない」環境を作り上げます。その結果、ご本人が自ら情報を判断し、活動ができるような適応力を高めます。働くことを継続できるような個に応じたスケジュール管理やコミュニケーションツールを用意し、その上で業務日誌等の記載能力、動画編集などのICT活用能力等、一人一人応じたトライをします。 |
意思決定は、チャレンジドにとって最も重要なスキルです。これまでの活動や経験を記録し、毎日の記録の積み重ねにより、自分を紹介し、意思決定を助力するツールとして「ポートフォリオの作成と活用」を実施していきます。 宝ものを利用する方は思考を整理したり、表現したりすることが苦手な方が多いです。しかし、ポートフォリオを活用して思いをまとめたり、行動記録で振り返ったりすれば、ご本人の意思を重視することができます。ご本人及びご家族が自己実現を果たせるようなサービスの活用につなげます。 |
自立した生活は、ご本人やご家族の文化的背景も考慮して組み立てられます。今後の豊かな生活の実現に向けて、より好ましい生活習慣を繰り返し検討していきます。その為、職業生活・地域生活において最も重要な「生活習慣の確立」を評価し、家族と協働して必要な環境調整を進めます。 ポートフォリオとは、これまでの学習や経験の蓄積の記録をもとに、キャリアファンタジーを実現するために作成する資料です。 |
当法人の設立趣旨は、障がいのある方の地域での自立生活を移行支援することです。特に、大型施設から地域での自立生活への移行は、障がいのある方やその家族全てに関係する問題であると考えています。 このような強い信念から、地域福祉の担い手として社会福祉法人を設立し、障がいのある方の地域生活の拠点となるハード整備、地域での自立生活コーディネーターの育成、相談支援機能の充実を図っています。 そして、個別の支援計画を活用した一貫性と継続性のある支援体制として、ご本人の意思決定に関する支援会議の開催などをとおして、障がいのある方やそのご家族の経済的自立と精神的自立を支援しています。 宝ものは、地域生活への移行を支援する機能において、地域の関係機関に対してもセンター的機能を果たしながら、しっかりと面で支える支援の整備を進めていく拠点となるよう、努力し続けます。 |
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